こんにちは!リモートワークリサーチ編集部です。コロナ禍以降、在宅勤務制度を導入する企業が増え、テレワークをされる方々も増えています。ただ、テレワークでは他の人から見られることがないため、ついついサボってしまうというご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回は「テレワークでサボるとバレるのか」について解説していきます。
目次
テレワークでサボるとバレる?
結論から申し上げると、システムのログや業務の進捗状況、気を抜いた状態でのちょっとしたミスなどによって、テレワーク中のサボりが上司にバレることはよくあることです。また、今現在はバレにくい状況だったとしても、社内ルールが変更されたことがきっかけでサボりがバレるようになる可能性もあります。
サボった人の3割以上がバレている
テレワーカーを対象としたマイナビニュースが実施したアンケートでは、サボった経験がある人が74%もいたとのことです。また、そのうちサボりがバレた割合は32%だったことから、サボり経験のあるテレワーカーの3割以上が社内の人間にバレているということが分かります。
出典:マイナビニュース「テレワーク中にサボったらどんな処分がある? 対策について専門家が解説」
テレワークでサボるとバレる理由
誰にも見られない環境であるはずのテレワークで、サボりがバレるよくある原因を解説します。
PCの操作履歴
会社によっては、PCのログを記録するツールを導入していることがあります。一般的にそのようなツールでは、PCのログイン・ログアウトの時間やファイルの操作、業務に使用しないアプリのインストール履歴などが会社として確認できる状況になっています。そのため、始業時間にログインしていない、必要のないアプリを使用しているなどの操作履歴からサボりがバレてしまう可能性があります。
支給された端末の位置情報
会社で支給されるスマートフォンでは、紛失時のセキュリティの都合などから位置情報機能がオンになっていることが多いです。そのため、社用端末を持ち歩いて出かけていると勤務時間中にサボっていることがばれてしまいます。
仕事が全然進んでいない
シンプルに仕事の進捗が遅いこともサボりを疑われる原因となります。本来1時間で終わるタスクを1日かけてやっているような人がいたら、真面目に仕事に取り組んでいないと思われることは当然だといえます。
電話やメールのレスが遅い
電話やメール、チャットでの返信が遅い人もサボりを疑われがちです。多少遅いくらいであれば大きな問題とはなりづらいものの、打ち合わせや外出予定などがないはずなのに1〜2時間応答がない状態が続くと「寝ているのでは?」と思われてしまいます。
オンラインMTGでの映り込み
コロナ禍以降は打ち合わせをオンラインで実施することも増えました。移動時間なく気軽にMTGができるようになった一方、カメラに映らない部分については意識しない人も多いのではないでしょうか?相手から見えないなら良いと思いがちですが、ゲームや雑誌などがカメラに映り込んでしまうと、直前までサボっていた人と思われてしまうでしょう。
テレワークでのサボりがバレたらどうなる?
実際にサボりがバレてしまうとどんなデメリットがあるのでしょうか。会社から受ける処分として考えられるものをご紹介します。
人事評価に影響
当然ですが、勤務時間中にサボっていたことがバレれば会社からの評価が下がってしまいます。定量的な成果が出ていたとしても、勤務時間は労働に従事することが求められるため、定性評価がマイナスになってしまうことは避けられません。
在宅勤務の禁止
会社として在宅勤務制度があったとしても、サボりがバレた場合は自分だけテレワークが禁止される処置を受ける可能性があるでしょう。また、場合によっては在宅勤務制度そのものが廃止されることもあり、同僚にも迷惑をかけてしまう恐れがあります。
懲戒処分
テレワークでサボっていることがバレた場合、職務怠慢と判断され懲戒処分の対象となることがあります。減給、降格などの処分が下されるケースも考えられますし、何度も繰り返しサボりがバレた場合はより重い処分となった事例もあります。
テレワーク中のサボりがばれたときの対処法
実際にサボりがバレてしまった際はどのような対応をするべきなのでしょうか?バレたときのマイナス評価を大きくしないための対処法を記載します。
誠実に謝罪をする
最も大切なのは、言い訳をせず誠実に謝罪をすることです。サボりを指摘されている時点で、客観的な証拠がある可能性が高いですし、認めないことで反省していないと捉えられてしまっては余計に評価を落としてしまいます。
今後の改善について宣言
謝罪をしたあとは、今後どのように改善していくのか宣言をしましょう。なぜサボってしまったのか、今後どのようにすればサボらず仕事に打ち込めるのかなど、自分自身で考えたうえで明確に伝え、改善の意思があることをアピールすると良いでしょう。
テレワーク中のサボりがばれないための予防法
テレワークでのサボりがバレる理由とバレたときの対処法について解説してきましたが、そもそもサボりがバレないための方法もご紹介します。
勤務時間中にはPCをログインした状態を保つ
PCを管理するためのツールが入っていたとしても、ログの全てを確認しているケースは多くないです。ですが、勤務時間中のログイン・ログアウトの状況については、残業規制などの観点から確認されることも多いため、勤務時間中にはPCがログインされている状態を保つのが良いでしょう。
位置情報が把握されている前提で行動する
勤務時間中は電話やメールでいつ連絡がくるか分からないうえ、スピーディーな返信が求められます。そのため常に社用携帯を持ち歩くことが多いと思いますが、社用携帯を持ち歩く=位置情報を会社に知られているという前提を忘れないようにする必要があります。
仕事で成果を出す
成果を出している人であれば、サボりを疑われる可能性は少ないでしょう。逆に、あまりにも成果が悪いとサボっていると思われてしまう可能性があるため、成果が出ない場合は努力している姿勢を示す必要があります。
電話やメールには即対応する
上長や同僚からの連絡に対しては、即レスすることを徹底しましょう。素早い対応を心がけると、仕事を真面目にやっている人だと思われやすくなります。
部屋や机上の整理整頓を徹底する
オンラインMTGを実施する場合に不要なものが映り込まないよう、開始前にカメラの位置を確認してから参加しましょう。また、部屋や机の上が散らかっていると作業効率も落ちるため、日々整理整頓を心がけて対策をしていけると尚良いです。
上司はどう対策する?
テレワークでサボった経験がある社員が7割以上ともいわれる中、上司はどう対策すべきでしょうか?ここでは、部下との日々のかかわり方で重要となるポイントをご紹介します。
部下とのコミュニケーションこまめに取る
部下との細かなコミュニケーションは、部下がサボらないために重要です。コミュニケーション頻度が増えることで部下の現状も把握しやすくなりますし、部下からしても上司に見られている、一緒に仕事を進めているという意識を持ちやすくなるためです。
毎日のタスク管理を徹底する
タスク管理を徹底することもサボり対策となります。部下のタスクを日ごとに明確にすることで、サボっていては仕事が終わらないというということになり、終わらせなければという良い意味での緊張感を作り出すことができるためです。
会社・組織として何を実施すべき?
テレワーク制度を導入している会社でも、テレワークを考慮した社内体制が整備できていないことも多いです。ここでは、テレワークを導入する組織として行うべきことを解説します。
評価制度の最適化
評価制度を在宅勤務制度に合った形に修正するのは、企業が実施すべきことです。在宅勤務が一般化してきた現在でも、社員の働きを直接見て判断する、テレワークがない前提で作られた評価制度のまま運営を行っている会社が多く存在します。それでは、テレワークでの社員の働きを正しく評価することは難しいですし、評価されるべき人が評価されなければ会社としての競争力も落ちていってしまいます。
共通ルールを作成
テレワークを実施する場合、社内ルールを整えることも重要です。例えば、「毎日の業務報告を終業時に実施する」「お昼の休憩時間は12時~13時とする」などです。共通したルールがあることによって、マネージャーもメンバーをマネジメントしやすくなる効果が期待できます。
ツールの導入
テレワークが推進されている組織であれば、PC管理ツールの導入もおすすめです。ツールを導入することで、社員の働きがデータで可視化することができるようになります。また、溜まったデータを活用することにより、適切なマネジメントや納得感のある人事評価にもつなげることも可能です。
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・個々のタスク対応時間や内容の把握
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安全安心のセキュリティ
「いつ、どこで、誰が、どのような操作したのか」という操作履歴の記録は、トラブル時に大いに役立ちます。
誤操作による情報漏洩や、社内ルールの人為的な逸脱なども、素早く発見できれば、迅速に対応することができます。二次被害防止に一役買ってくれることでしょう。
タスク内容と対応にかかる時間の最適化
蓄積された定量的なデータにより、個々のプロジェクトや各タスクの対応時間を可視化。業務の対応時間や手が止まってしまうタイミングなど、オフィスで机を並べている時よりも、詳細まで把握することができます。
可視化されることで、従業員ひとり一人の得意、不得意を見極めることも容易に。
効率的なタスクの割り振りや、適切なフォローができれば、業務の効率化にもつながります。
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